むちゃくちゃ？支離滅裂ってんだよ

最近おっさんになってきて非常に気になる事があります。

それは僕より一世代ぐらい若い人たちが使う形容動詞のひとつである「めちゃくちゃ」と言う言葉です。


「めちゃくちゃ美味しいです」、「めちゃくちゃ難しいです」など

意味が分からん、と言っているのではありません。おっさんでも意味はわかります。気になるのは、「めちゃくちゃ」を形容動詞で使う若者の９５％（おっさん調べ）以上は他の表現方法が非常に乏しいようであり、同時に全般的な想像力が著しく欠けている。

「めちゃくちゃ美味しい」の後に例えば「酸味がきいていて味がしまりますね」なんてあれば良いのですが、それは無く、ただ単に「めちゃくちゃ＠＃＄％ですね」。犬だってめちゃくちゃ美味しいと感じれば大量に食べますよ。自分の舌のどの部分で刺激を受け、どのように自分の脳みそや五感が感じたのか。そのすべてを取りまとめることができるから人間なんです。「めちゃくちゃ旨い」で喰ってたら、犬がシッポ振ってヨダレたらすのとそんなに差がない。

「めっちゃかわいい」なんてもうバカ丸出しって感じですよ。

ってわけで今日面接した君。『「めちゃくちゃ」しか知らんの？』、と聞いたのは本当に気になったからです。すべて「めちゃくちゃ」な君と取引先に行く訳には行かないでしょう。

ほんの少しで良いから面白い表現方法でおっさん達を楽しませてくれ。

めちゃくちゃ心配な事の一つです。な〜んてね。