Thursday, July 19, 2012

シリコンバレー

シリコンバレー在住の友人が遊びにきている。彼はいわゆるビデオ・クリエーターで先だって上場したYELPでビデオクリエーターとして働いていたが、来週からGitHUBのVideo Bad Ass Guyとして働く予定だ。このタイトル、日本語の訳すと「ビデオ野郎」ぐらいなのだろうが、なんとも微笑ましいタイトルである。しかも彼は社長直属で、何をやっても良いと言うクリエーターにはたまらない条件だそうだ。

Monday, July 16, 2012

大津 いじめ

大津の中学生いじめ
もう命の無い被害者の男の子には、本当にご冥福をお祈りします。


毎日報道を聞くたびに怒りを覚えます。とくにあの無能を絵に描いたような顔をした教育委員会長や校長の顔をみるたびに、そして顔も正体も明かされない加害者3人の事を聞くたびです。この事件、というか、明らかになってきている隠蔽体質、本質を見ていない・見てとれない無能さ、保身体質、経営能力・危機管理能力の低さは、今の日本を象徴しているように思えます。

教育委員会の無能さ、隠蔽体質 教師の質
教育委員会というのは県内若しくは市内の学校を「経営」する機関です。そこに経営能力がないのは明らか。経営能力のなかでかなり重要なのは危機管理能力です。それが明らかに欠如している。どうせ教育委員会のメンバーなんて「あがり」で、気楽な気持ちで教育委員会にいるんでしょう。教育は国家の競争力を将来支配する大変大事な問題です。そういう組織を統括するべき立場にあるポジションにテレビやメディアで拝見するようなお粗末な人材を適用してもよいのでしょうか?間違っていると言わざるをえません。先日テレ朝に元島根県知事で行政刷新会議議員の片山善博氏もおっしゃっていましたが、教育委員会とはまさに学校経営であると。経営の能力が著しく低い人材を適用してはいけないと。。。


結果から言えば、経営能力、そして危機管理能力が著しく低いためにこういう事になったとも言えます。他の生徒からもタレコミも有り教師をはじめ学校側には幾度となく問題を早い段階で解決、若しくは事態を改善するチャンスは会ったように聞こえます。敢えて、教師は「けんか」であったとかできるだけ自分の学校内での立場を優先していい加減な事をいって、その場しのぎをしていたのではないでしょうか?結果惨事になり、事実を隠す、つまり隠蔽するわけです。つまるところは、教師の人間としての、そして教師になるような基本的な人間性が備わっていない連中が教師になっているのでしょう。残念ですし、文科庁は速やかに改善策を打ち立てるべきでしょう。


この流れはどこかで見た覚えが有りませんか?そうです。今も続く東電の一連の人災の時のいまいましい対応が思い出されます。

いじめの卑怯さは今更説明は必要ないと思います。いじめっ子達はこの件を一生背負って罪悪感を感じながら生きて行く事、いえば生き地獄で余生を生きること、生きなくては行けないことを切望します。同時にこういった事態を見て見ぬ振りをしていたとも思える同級生もしっかりこの事を頭に刻んで忘れないようにしてほしい。こういう無関心や行動を起こさないことに起因して今の日本が築き上げられている。。。。問題の土台から治さないといけません。しかし、どんな理由にしろ加害者3人がやったことは卑劣であり、最低の事です。この卑劣な手口は僕は日本で顕著な現象と見ています。他国でもいじめに相通じるものはあります。ただし、きわめて卑劣なやり方は日本文化特有。そして国民

最後に親は何をしていたのか、そしてなぜ助けの手を延べられなかったのか?子供の異変には気がついていなかったのか?そこまでして学校に行かせる必要があるのか?


いろいろ僕の頭では結論が出せそうにない複雑な問題とは言え、ここまで文化として、国として、国家として、そして国民レベルでもある意味でシステムが崩壊しているとも言えるのではないかと思います。非常に基本的な所で危機管理ができていない。よって惨事が起こる。場合によっては被害者が「切れて」無差別大量殺人なんて言うシナリオもありえたでしょう。こういう事をシステムとしての教育委員会はどのように考えているのか?


国の将来がかかっている人材育成機関の統括レベルがあの程度の無能さだと先が思いやられませんか?

Saturday, July 14, 2012

アメリカ西海岸 サンフランシスコ ①

毎年恒例(?)サンフランシスコ界隈旅行に行ってきました。
今年で3年連続。ばずび〜はサンフランシスコは通算5回目です。
霧の都と呼ばれ、トムソーヤの冒険やハックルベリー・フィンの冒険を書いたマーク・トゥエインに「一番寒い冬を過ごしたのは、サンフランシスコでの夏だ。」
と、酷評されたサンフランシスコの夏ですが、僕には非常に過ごしやすい気候でした。
何度も、そして最近は毎年行っている街なので当たり前かもしれませんが、大変気に入っています。これにはいくつかの重要なポイントがあります。


① アメリカの街としては一番ヨーロッパ的な雰囲気がある
② 食事が非常に美味しい。クォリティの高いレストランが多数ある
③ 「大都会」でない。街の端から端まで車で15分〜20分で移動できる
④ カリフォルニアなのでカリフォルニア独特のリラックスした雰囲気も楽しめる
⑤ 落ち着いている
⑥ マイルドな天候


などですが、僕が一番重要かもしれないと思うのは、シリコン・バレーに近接している、と言う事です。このポイントは最後に触れますが、上記①から⑥についてをまとめます。


① アメリカの街としては一番ヨーロッパ的な雰囲気がある
ヨーロッパ育ちの人間としては、なかなか懐かしい気になります。これは決して構造物がヨーロッパ的とか、そういう話ではなく、アメリカのなかでは「なんとなく」ヨーロッパにいる気分になる、と言うだけです。アメリカの良い部分は取り残し、(僕の頭の中の)アメリカの悪い所が比較的顕著でない、と言う感じ。同時に欧州の悪い所がなく、良い所があるイメージでもあります。


② 食事が非常に美味しい。クォリティの高いレストランが多数ある
著名なレストランではGary Dankoがあります。今回も行ってきました。ここは下馬評通りの美味しさ。今回に限ってはサービスに多少問題がありましたが。ほかにRangeやFrancesといった個性的でありアイデアで料理・サービスの面で工夫しているレストランが多数あります。
そして非常にリーズナブルなコーケージ(corkage)でワインを持ち込めるのが嬉しいです。


③ 「大都会」でない。街の端から端まで車で15分〜20分で移動できる
これは大きいメリットです。道路が混んでいるようで混んでいない。そして街が手頃な大きさなのも良いです。歩くのは非常に良いですが、急斜面が街の至る所にあるので。。。。


④ カリフォルニアなのでカリフォルニア独特のリラックスした雰囲気も楽しめる
これは大きなポイントです。カリフォルニアン独特のリラックスした楽しい雰囲気を大人な感じで出せている街のように感じます。サービスもしっかりしていますが気さくで、しっくりくる。日本ではまず経験できないです。


⑤ 落ち着いている
ニューヨークやLAの喧噪が無いが、十分生き生きしている。バランスが良い




⑥ マイルドな天候
これは個人的な好みですが、6月・7月でも日中は薄手のセーター(コットン)を着ていてちょうど良いぐらい。

と、いろいろあります。今回はメンバー制のオリンピッククラブに滞在しました。ユニオン・スクエアから2ブロック。足場も良くバーの雰囲気も良くとても気に入りました。これからは個々に滞在する事にします。ちなみにオリンピッククラブはアメリカ最古のアスレチック・クラブ。今年のゴルフの全米はオリンピック・クラブのレークサイド・ゴルフ施設で開催されました。プレーしましたが、全米のままのコンディションとあってスコアはなんとか90台でした。。。。


ゴルフはさておき、やはりシリコンバレーのお膝元、と感じたのは
①に飲食施設での無料、そしてパスワード保護なしのWIFI環境が充実している事
②にびっくりしたのがランダムに入ったバーで突然スタートアップのエンジニアに話しかけられたことでした。
②は決してサンフランシスコがゲイが集まる事で有名、と言ったはなしではなく、ただ単にスタートアップ文化がそこまで浸透している、と言う事でしょうか。まぁ発祥の地ですからメィク・センスですね。




Wednesday, July 11, 2012

スタートアップ

2週間強アメリカはカリフォルニアへ行っていました。
主にナパのワインの小さいワイナリーを中心に飲んで食べていた訳ですがワインや食事については後日別にあっぷします。
今回の収穫は投資先の若干23歳の日本生まれ、日本育ちでシリコンバレーで挑戦する起業家との交流でした。