Wednesday, May 23, 2012

スタートアップ

いろいろな投資案件を頂戴しています。ありがたい話です。
投資は真剣に取り組みます。自分の大事な資産形成のためですから全て自己責任。
最近の経験から少しでも役に立つ事が有るかもしれない、そして備忘録のために記録します。



① 目的
ビジネスの目的が明確になっていない話は基本的にどれだけ時間をかけても時間の無駄ということ。ビジネスプランがシンプルで明確なものは良く考えられている証拠と言っても良いと思います。それは起業家がしっかり熟考したためにシンプルに説明することができる。そしてもっと大事なのはその起業家は明確な目的(objective)を持っているからブレのないプランを説明できる。


② 時間
時間をこちらも割く訳ですからそれなりの礼儀作法もあります。送られてきた書類は目を通します。これは時間がかかります。いただいた書類へのコメントも出していないタイミングで追加追加で書類を送られてくるとこちらは大変困惑します。起業家のなかでも資金調達に限らずビジネスで成功するタイプの人は相手の立場になって行動できる人たちだと思います。投資を募るなら相手の息づかいを感じながらしっかり進める事が大事だと思います。


③ フォーカス
ビジネスのフォーカスはなになのか?フォーカスの無い話は無意味です。
自分への戒めとしてもフォーカスの無い話には時間を使わない、と言い聞かせています。

特にスタートアップのオーナー自らがフォーカスがない、若しくは何にフォーカスしていいか分かっていない場合などは投資なんてできません。


④ シンプル
全ての物事は難しいようですがよく考えて噛み砕けば非常にシンプルにできるはずです。
最近あったケースでは、こちらが投げかける質問のほぼ全てが「うん、これは難しいんだ』と言う答え。こちらはもう聞く気もなくなりました。もしかすると非常に良いアイデアかもしれない。でもシンプルに説明できない人には営業はまず無理でしょう。こういうケースには時間も資金も割きたくないです。と、言うか前向きでも投資意欲が失せます。


とにかくシンプルであり、目的がはっきりしているビジネス。そしてその目的を情熱をもってブレないで追い求める人には投資したくなるものです。


あと、お忘れなく。長い時間かけると人が本当に欲しい物がわかります。たまにはお小遣い目当ての投資を持ちかけるとんでもない輩もいます。


ばずび〜拝

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