結構アグレッシーブにマス・アフルエントから富裕層までマーケティングしていた英国HSBCが日本事業撤退。
これは結構な決断をしたものだ。儲かっていればこんなことになっていないだろう。儲かっていなかったとしか考えようがない。恐らく預金額も少なく、顧客の資産運用もそんなに上がらなかったのだろう。僕も一回HSBC銀座に足を運んで話をしたが、とても自分の預金を移す気にはなれなかった。なんていっても全てが為替のしかも仕組み預金中心、そして投信。
そもそも仕事で仕組み債券の組成をやっていたので業界の考え方は分かっている。あんなに手数料やら組成段階でマージンをとる商品も珍しい。しかも国際的に見て日本で業者が取る手数料やらマージンは突出している。
投信はまだ良い方かもしれないが、なんであんな素人軍団に資金運用を任せられるのだろう。まだブラックロックやアライアンス・バーンシュタインあたりは良い。PIMCOはさらに良い。他は手数料稼ぎだけの雑魚。
他の富裕層向けのサービスもなんでたかが銀行の営業の話を聞かないといけないの?
個人資産を運用しているような凄腕のバンカーならともかくただのガキのツカイッパでしょ?手数料ばっかり稼ごうとするからこうなるんだよ。運用資産額でバンカーの報酬を決めたほうがよほど良い。
僕だってバンカーに年末に資産増加分の10%払うっていう契約にしたら良いよって感じ。それまでは自分でやった方がよほど良い。
結局日本の金融は業者も客もアマチュア中のアマなんですよ。
No comments:
Post a Comment