Sunday, April 22, 2012

パワー

人と会う。話をする=話を聞く=こちらも話をする=意見の交換
これは非常に楽しいプロセスです。ビジネス上とても困るのは意見をはっきり言わないこと。解ったのか、解らないのか、同意しているのか、同意していないのか、違う意見を持っているのか?そして一番困るのが意見が無い人。僕に取って意見の無いようなそぶりを見せる人は考えていない人です。直感でも良いですが何かをコメントすべきです。こちらの言い分に対する率直な意見でもいいし。何も意見を言わないのが一番困る。僕はそういうときにわざと過激な事を言って反応を見る。そしてそれでも何も無いときは「この人は意見を持っているのかどうか自分でも解らないんだな。考える力がないんだ。」と思う事にしています。


ではたとえばそういう人は生きていて何を感じて生きているのか?楽しいのか、楽しくないのか、も解らないで生きているのかなぁ?美味しい、美味しくない、を感じているのか?楽しいのはなぜ楽しいかを考えるべきで、美味しいのはなぜなのかを考える事に楽しみがあると思う。どうやったら楽しくなるか、美味しくなるか、を考えれば工夫します。


ビジネスも同じだと思います。考えて、工夫する所から始まる。他のまねではだめでしょう。楽しくないなら、楽しくなるように工夫する。それでもダメなら更に考える。転職?たぶん転職してもダメでほう?だったら自分でなにかできないか考える。まさに僕はそんな感じでもある。知り合いに本当につまらないと思えるような事をビジネスにしている方がいる。彼はつまらないビジネスを面白くする考えを持っている。僕はそれが凄いと思う。彼はつまらない仕事を他人に敢えて売り込んで面白くしている。自らハードルを上げている。僕が何をとても悲しいか。良いビジネスを派手さが無いからつまらないと考えるビジネスマン。俺が買うよ。それを上手く生かしてみな。その方が良いよ。って言う人もいる。パワーの問題です。パワーある日とは自分のビジネスをその人の思う方向に持って行く。なぜならその人にはそれができるから。なんでできるのかって?それはその人のアイデアであり思想だから。考えない人はできない。考える人はできる。


最近パワーを貰える人と話をしています。どうなるかは解らない。でもパワーがある。僕が知らない世界の話だからかもしれない。でも話とパワーを貰う。なぜなら同じレベルで話をしているからだ。年功序列でもない。ただ同じ感覚なのだ。それは話し合ってそうしたわけでもない、ただ僕がこうこうこんなんだよね、と言うと向こうがそうそうそう。向こうがこうこうこうしたい、というと分かる。そういうレベルです。


コレを感覚、と言ってしまうとそれ以上でもないしそれ以下でもなくなります。僕は、相手が僕と同じかそれ以上の知識を持っていて、同じか、以下かが分からないから思いろいのだと思います。


これを簡単に言うと同じ車でレースをすると何回もレースしているうちにどちらが早いか、上手いかは分かります。会話をしている段階は何回もレースをしているかんじです。そのレースを何回もしている間に相手が速く、上手くなってくると楽しいでしょう。レースになるから。何回も相手していても相手が速くならない、上手くならない、こちらは飽きます。


そんな感じになるのはいやです。

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