長いオフシーズンもおわり今日はオーストラリア・グランプリ決勝でした。
予選では下馬評はなんのそのマクラーレンがワンツー。3位にはなんとロータス(元ルノー)のグロージャンが入りました。これはなかなか凄いことです。
グロージャンと言えば2010年にピケJrが解雇された後ルノーで(確か)7戦ほど出場し難しい車に慣れること無くズタボロにされたドライバーです。2011年GP2クラスで再出発。見事にチャンピオンを獲得しロータスのオーナーであるジーニー・キャピタル傘下のマネージメントなのでロータスで再出発のチャンスを与えられたドライバーです。昨年のペトロフといいロータスはオーストラリアはなにかついてるんですね。しかしこういう悲惨な状況から這い上がるドライバー、そして車が良いのかもしれませんがいきなり予選3位に入れるのは実力でしょう。
4位は往年の大チャンピオン、シューマッハ。メルセデスのリアウイングはDRSと連動で禁止されているFダクトににた効果を発揮すると言われています。DRSを自由に使える予選では凄い威力を発揮するのでしょう。レース中はDRSを使える区間やタイミングにもよるので効力は予選の方が高いかと。
予選スペックでまだ走っていないなんて言ってたクリスチャン・ホーナー率いるレッドブルは予選ではふるいませんでした。
ハルケンブルク(Force India)、マルドナード(Williams)もトップ10入り。Williamsはルノーのエンジンでだいぶパフォーマンスが良くなっている印象。
決勝はバトンがスタート直後に決めてくれました。2周目のベッテルのロズベルグ追い抜きは奇麗でしたね。先行しないと勝てないなんて言われてますがベッテルのオーバーテイクは結構肝っ玉座っていて良い。ちょっと贔屓のグロージャンは残念ながら序盤にアクシデントでリタイア。あれはマルドナードに非があるように見えました。グロージャンは奇麗に1台強分スペースを造っていた。マルドナードが多少強引にアンダー気味の車をそのままパワーオンして更にアンダーが出てバチンと言う感じに見えました。しかし今回のライコネンの追い上げと言い、今年のロータスは伏兵ですね。テストのときから気になっていましたが。
セーフティカーも終盤に入りましたが本ブログが応援するバトンは難なくトップ維持。見事チェッカーでした。
勢力図として、マクラーレン、レッドぶる、予選は遅いがレースペースの速い(但しアロンソのみ)のフェラーリ、予選のペースが良いが本戦は?のメルセデス、本戦ペースが十分なザウバーって感じでしょうか。ウィリアムズもなかなかよろしいですし。
来週はマレーシアです。バトンは波に乗っています。2連勝としたいところですがハミルトンも頑張るでしょう。ライコネンの活躍にも期待したいです。Icemanは本ブログの本命の1人。やはりあのクールで何者にも動じないIcemanはヒーローです。
★うちのワンコの大好きなドライフード!★
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